高い車だって永遠に乗り続けることはできません。
10万キロ、15万キロ走ればいろいろな部分がガタガタになってしまうでしょう。
いつかは売りに出す日がやってきます。
車は走行距離が大きいほど売値が落ちます。
壊れる寸前まで乗り続けるか、5万キロほどで手放し、高値で売るか。
悩みどころです。
しかし今回、私は後者を選びました。
54000キロ走った時点で売りに出したのです。
はたしていくらで売れたのか?
それは最後に話します。
新型nboxでリセール価格が最も高いグレードと色は?
引用元:https://www.honda.co.jp
nbox、nboxカスタム共に最も売れているのはG・L HONDA SENSINGです。
新車の売れ筋は中古車でもたくさん売れるので、買取価格も上がります。
理由は車は高い買い物なので多くの人が欲しいグレードの中古での購入も検討するからです。
nboxとnboxカスタムのどちらが高く売れるか、ですが、新型nboxは発売開始直後はわずかにnboxカスタムの売り上げが上でした。
しかし実際にホンダの営業さんに聞いたところ現在はほぼ同じくらいという回答でした。
つまりどっちかのタイプが全然売れていない、という理由でリセール価格が落ちることはないようです。
普通に価格が高いnboxカスタムの方が高く売れるわけですね。
よってリセール価格が最も高いのはnboxカスタムG・L HONDA SENSINGとなります。
次に色ですが、人気がある色ほど、中古でも売れやすいので、リセール価格も高くなります。
新型nboxの人気色ですが、プレミアムホワイト・パールⅡ、クリスタルブラック・パールが2強でほぼ50%を占めて、モーニングミストブルー・メタリックがそれにつづいているようです。
グレードと色で迷ったら、最も高く売却できる条件をそろえるといいでしょう。
nboxのリセール相場
1年、3年、5年経過時の中古車販売店の買取相場です。
その年代の最新モデルで走行距離ごとに計算。
全てFF(2WD)です。
グレード | 新車本体価格(税込み) | 買取価格 | 本体原価回収率 |
---|---|---|---|
G | 1,275,326円 | 57,0万円 | 44.7% |
G・L | 1,378,183円 | 64.1万円 | 46.5% |
GターボL | 1,501,611円 | 72.7万円 | 48.4% |
カスタムG | 1,501,611円 | 72.7万円 | 48.4% |
カスタムG・A | 1,614,754円 | 80.8万円 | 50.0% |
カスタムGターボA | 1,738,183円 | 89.8万円 | 51.7% |
グレード | 新車本体価格(税込み) | 買取価格 | 本体原価回収率 |
---|---|---|---|
G | 1,275,326円 | 62.1万円 | 48.7% |
G・L | 1,378,183円 | 69.6万円 | 50.5% |
GターボL | 1,501,611円 | 78.7万円 | 52.4% |
カスタムG | 1,501,611円 | 78.7万円 | 52.4% |
カスタムG・A | 1,614,754円 | 87.2万円 | 54.0% |
カスタムGターボA | 1,738,183円 | 96.8万円 | 55.7% |
グレード | 新車本体価格(税込み) | 買取価格 | 本体原価回収率 |
---|---|---|---|
G | 1,275,326円 | 73.0万円 | 57.2% |
G・L | 1,378,183円 | 81.4万円 | 59.1% |
GターボL | 1,501,611円 | 91.5万円 | 60.9% |
カスタムG | 1,501,611円 | 91.5万円 | 60.9% |
カスタムG・A | 1,614,754円 | 101.0万円 | 62.5% |
カスタムGターボA | 1,738,183円 | 111.6万円 | 64.2% |
グレード | 新車本体価格(税込み) | 買取価格 | 本体原価回収率 |
---|---|---|---|
G | 1,270,000円 | 67.0万円 | 52.8% |
G・L | 1,370,000円 | 74.7万円 | 54.5% |
GターボL | 1,470,000円 | 82.5万円 | 56.1% |
カスタムG | 1,520,000円 | 86.4万円 | 56.8% |
カスタムG・L | 1,560,000円 | 89.6万円 | 57.4% |
カスタムGターボL | 1,670,000円 | 98.5万円 | 59.0% |
グレード | 新車本体価格(税込み) | 買取価格 | 本体原価回収率 |
---|---|---|---|
G | 1,270,000円 | 72.1万円 | 56.8% |
G・L | 1,370,000円 | 80.1万円 | 58.5% |
GターボL | 1,470,000円 | 88.3万円 | 60.1% |
カスタムG | 1,520,000円 | 92.5万円 | 60.9% |
カスタムG・L | 1,560,000円 | 95.8万円 | 61.4% |
カスタムGターボL | 1,670,000円 | 105.1万円 | 63.0% |
グレード | 新車本体価格(税込み) | 買取価格 | 本体原価回収率 |
---|---|---|---|
G | 1,270,000円 | 82.9万円 | 65.3% |
G・L | 1,370,000円 | 91.8万円 | 67.0% |
GターボL | 1,470,000円 | 100.9万円 | 68.6% |
カスタムG | 1,520,000円 | 105.4万円 | 69.3% |
カスタムG・L | 1,560,000円 | 109.1万円 | 69.9% |
カスタムGターボL | 1,670,000円 | 119.4万円 | 71.5% |
グレード | 新車本体価格(税込み) | 買取価格 | 本体原価回収率 |
---|---|---|---|
G・Honda SENSING | 1,385,640円 | 73.3万円 | 52.9% |
G・L Honda SENSING | 1,499,040円 | 82.0万円 | 54.7% |
G・Lターボ Honda SENSING | 1,695,600円 | 97.4万円 | 57.4% |
カスタムG・L Honda SENSING | 1,698,840円 | 97.6万円 | 57.5% |
カスタムG・Lターボ Honda SENSING | 1,895,400円 | 113.6万円 | 59.9% |
グレード | 新車本体価格(税込み) | 買取価格 | 本体原価回収率 |
---|---|---|---|
G・Honda SENSING | 1,385,640円 | 78.8万円 | 56.9% |
G・L Honda SENSING | 1,499,040円 | 87.9万円 | 58.6% |
G・Lターボ Honda SENSING | 1,695,600円 | 104.1万円 | 61.4% |
カスタムG・L Honda SENSING | 1,698,840円 | 104.4万円 | 61.5% |
カスタムG・Lターボ Honda SENSING | 1,895,400円 | 121.2万円 | 64.0% |
グレード | 新車本体価格(税込み) | 買取価格 | 本体原価回収率 |
---|---|---|---|
G・Honda SENSING | 1,385,640円 | 90.7万円 | 65.5% |
G・L Honda SENSING | 1,499,040円 | 100.7万円 | 67.2% |
G・Lターボ Honda SENSING | 1,695,600円 | 118.6万円 | 69.9% |
カスタムG・L Honda SENSING | 1,698,840円 | 118.9万円 | 70.3% |
カスタムG・Lターボ Honda SENSING | 1,895,400円 | 137.3万円 | 72.4% |
ナビクルで調べた結果を表にしています。
新しいモデルは新車時の本体価格のみと比較すると、半額以上のリセール価格で買い取ってもらえる場合が多いようです。
ただし新車はオプションなどを含めるとどうしても高くなるので、それを含めると新車購入時の40%程度の価格で売ることになるでしょう。
やはりフルモデルチェンジ後の新型はリセール価格が高い傾向にあります。
買取価格ですが、あくまで相場であり、個々の状態を想定したものではありません。
その証拠に新車価格と走行距離が同じならモデルが違っても同じ買取価格となっています。
車体の状態や、装備によって査定価格は変わってきます。
おそらくですが、多くの場合は表の価格より安くなると思います。
私は相場より高く買い取ってもらいましたが…。
具体的には
- 走行距離
- ナビが純正か
- あとからパーツをとりつけているか
- バックモニターの有無
- 車検の残り
といった項目が重視されるようです。
車は走行距離が少なくても、型式が古くなるだけで価格がどんどん落ちてしまいます。
5年あたりが大きな節目なのでこの時期の買い替えを想定しておくことが重要です。
私のnboxのリセール価格
ここからは私のnboxについたリセール価格をお伝えします。
情報は2018年9月のものです。
とりあえず近くのディーラーにいって下取り価格を査定してもらいました。
54000キロ走った5年落ち旧型nboxカスタムG。
- スバル 60万円
- トヨタ 68万円
下取りでも大体相場どうりに出してくれました。
スバルはその場で結果と見積を頂いたので画像を掲載します。
インプレッサスポーツの下取りとして作ってもらいました。
トヨタは査定した情報を本社に送信してからの結果待ちだったので、後程電話連絡を受けることになりました。
書類での査定結果はいただいていません。
単純に下取りと言ってもディーラーによってかなり違うようですね。
聞いたところ中古でもnboxは大人気なので売れない理由がないから、下取りでも価格は高くなるそうです。
査定の様子だったのですが、チェック項目が書かれた紙を見ながらやっていましたね。
あくまでも人間がチェック項目に従って見ていくものなので、あまりにも小さい傷などは見落とされることもあるでしょう。
もちろんどんな小さい傷も見落とさない査定人もいるでしょうね。
あと一応事故歴があるのですが、スルーされてそうな印象でした。
おそらくこの下取り額ですから、事故歴扱いはされていないと思います。
ミラーを電柱にぶつけて外れてしまったのですが、丸々交換したので、外部から見たら痕跡は全くありません。
自損事故だし、走行には影響がないのでいいんじゃないかとはおもいますが…。
その後、安心車.jpで一括査定に出しました。
一括査定サイトを使うのははじめてだったので、トラブルの相談窓口もあるし、有名どころよりもこちらを選びましたね。
普通に情報を入力して送信。
クリックした瞬間、電話がありました。
正直その速さにびびりました。
一括査定サイトを使う場合、この点注意した方がいいですね。
掛かってきたのはガリバーとビッグモーターの2社から。
多分、入力した住所の近隣の中古車ディーラーに連絡がいく仕組みなんだと思います。
一度に電話が掛かってくるものだから迷ったのですが、とりあえずビッグモーターの電話に出ました。
出張査定に来てくれるとのこと。
その後、ガリバーには電話口だけでグレードや年式、色を伝えて買取価格を出してもらいました。
以下がそのメールです。
やはり直接見てもらわないと正確な買取価格は出せないみたいです。
あたりまえですけど…。
で、ビッグモーターでの査定額は70万でした。
ちょうどほぼ新車みたいなCH-Rがあったので店舗に行って見積だしてもらいました。
これです。
ちまたでは一括査定サイトだと買取価格が上がるといわれていますが、どうやらほんとのようです。
どのくらい上がるかは状況によって違うでしょうけど、試してみて損はないと思います。
最もリセール価格が高い新型nboxの選択は?
nboxを高く売る条件のまとめです。
選ぶべきはnboxカスタムG・L Honda SENSINGのプレミアムホワイト・パールⅡ。
ナビとバックモニターは必須です。
走行距離は短いほど良く売る時期も早い方がいい。
ターボの方が高く売れますが、それはもともとターボが高いからで、新車購入時の費用を原価とすると回収率はG・L Honda SENSINGが高いです。
絶対的にこの色、このグレードじゃなきゃだめだ!というのがなければこれにしましょう。